【三国志大戦TCG】陶謙乱舞
仙台の宴お疲れ様でした。やぎさん暴君おめでとうございます!
「蒼天極衆のリーダーが暴君になった!」なんて書くとやぎさんのお人柄が変わってしまったみたいですが、とにかくおめでとうございます!
一方僕は仙台での会場ナンバーワンにはもう色々考えすぎて思考停止の境地に陥り董貴人でぶん回す方向に。そんな状態で勝てるわけもなく2回戦で「呂布対決!(マット)」と言いながら呂布を使わない某飛将にぎっみぎみにされて死亡。こっちはちゃんと呂布(漢)使ってたのに!
そんな会場ナンバーワン落ち武者の流れから参加した【天下の奇才】で【奇才】獲得に至ったのが以下のデッキです。
弓漢兵隊
武安国 4
劉焉 4
兵隊
反董卓連合軍 4
黄巾鎮圧隊 4
計略
憂国の一撃 4
●精鋭弓兵の集い
強いデッキの条件の一つに、「全コスト帯の主要武将が全て優秀」というものがあると思いますが、奇才レギュの弓漢は荀攸の制限がないためその条件をゆうゆうクリアー! プリンスオブ王子法は微妙に見えるかもしれないけど、4コストの主要武将が走射を持ってた場合はその限りではないのぜ!
●正義とは、強い勝利時能力を持った武将が武力4000で殴りかかることだ!
「え? 弓漢にそんな武将いる?」と思われますか。
普段なら「絶対にノゥ!!!」と答えるところですが
――このデッキに限っては、います。
条件付きとなりますが、場に劉焉がいて、反董卓連合軍ないし黄巾鎮圧隊が国力捨札にそれぞれ一枚以上ある状況での武安国がそれに該当します。
武安国の能力は普段なら「裏国力1枚を表向きにし待機状態にする」程度の、ぶっちゃけ1ドローにも匹敵しない微妙な効果ですが、上述の兵隊がある場合はそれに「コスト2以下の武将1体を撤退させる」または「相手の次のドローを最低に。次の自分のドローを最高に(ざっくばらんですが)」という効果が加わります。
しかも戦闘計略は大正義武力2000上昇の憂国の一撃!
劉焉がいればさらに武力を500上げ、弓国力を二枚まで待機状態に! 6ターン目に劉焉配備後、憂国の一撃を打った上に董太后まで配備できちゃいます!
そんな最終正義顕現状態の武安国はまさに弓漢の武の象徴!
●陶謙の武がまさに勇躍するところぞ!
そして弓漢もう一方の武が攻撃時に武力が上がり国力操作もできるまさに4コスト版武安国と言えるこの陶謙。戦闘を介さずに兵隊効果を発動できる上に、劉焉がいれば3500で殴れるのはこの環境だと強い。無双連撃で武力4000だぜ! 国力2枚表にしちゃうぜ! 陶謙乱舞だぜ!
●勝利パターン
わかりやすい勝ち方は袁紹ロック。
条件:自陣に劉焉、武安国、他に武将一体(武将A)。自国力に反董卓連合軍がある。
1.袁紹によって武将Aをカットし無双連撃&敵一体疲弊。
2.武安国が劉焉効果を使いながらその疲弊武将を攻撃→勝利によって反董卓連合軍効果起動。相手の次のドローを最弱にし、こちらは董太后など配備時に手札損しない武将をトップに。
3.相手が疲弊させた武将を庇ったのなら袁紹で追撃。
4.条件が崩されていないなら董太后を配備し董太后を犠牲に袁紹能力起動→以後繰り返し。
ただし袁紹が2枚であることからわかるように、そこまでこのロックに頼っていません。いやまあ、自前で連撃するから手札にダブりいらないし、荀攸や反董卓連合軍で結構手札に来させられるというのもありますが。
基本は荀攸によるハンドアドを、劉焉の効果によってボードアドへと変え、武安国と憂国の一撃の戦闘力を押し付けていくデッキです。
各コスト帯の武将パワー、走射という特技と強力な兵隊効果による立ち回りの柔軟さで実に安定感のある戦い方ができます。
しかし、劉焉の能力はこのデッキだとかなり癖があるので注意が必要です。
というのもこの武将、起こせる国力は弓国力だけです。なので国力には兵隊以外に弓武将を配置する必要があります。
13弾ではこの奇才デッキに追加カードはほとんどなく、せいぜい逢紀を入れ替えるかどうかくらいなのでまだこのデッキが現役で行けるかは怪しいですが、もし使うならその点気をつけましょう。
あと陶謙と武安国の効果処理。これは僕自身失念してご迷惑をかけてしまったことがあります。
●戦績
仙台奇才レギュでの対戦結果です。
1回戦 木牛ウィニー
正直、相手にしてみればおそらく絶望的な相性。
黄巾やウィニーなどのいわゆる「地雷」とされるデッキを自然体で潰せるのもこのデッキの強み。
5ターン目あたりで相手が配備した孫乾と諸葛鈴を返しのターンで黄巾鎮圧隊と劉焉の走射で倒したときは……うん。
2回戦 威圧ハンドレス
中盤で袁紹から董卓を三回くらい倒すも憂国の一撃を引かないせいで龐徳の強進で結構好き勝手され互いに消耗。
そんな消耗戦に強いのがハンドレス。後半でようやく優勢気味になったかと思ったら相手が田豫を引いて董卓復活し、一気に劣勢に。
正直時間制限がこのゲームになければ負けてました。
ただあえて言うなら、勝敗を分けたのは中盤あたりから時間切れを意識してプレイ出来ていたことでしょう。
もちろん遅延プレイを意図してやったということではなく、城壁をいつもより積極的に取りに行ったという意味。
とはいえ負け確状態での時間切れ勝ちなんて勝ち方としては下の下の下なんで、もっとプレイング早くしないといけませんね。
あと、12弾劉表強いね。
あれ殺してもコスト払えば復活できるし、長槍もってるしで袁紹ロックが不完全にされてしまった。
3回戦 ため呉
先手で董太后→王子法→荀攸で手札に馬岱もありとわりと好き放題やってしまいました。
4回戦 連弩
董太后以外に4ターン目まで武将出せなかったけど、相手も孫晧だけとお互い様。
しかし手札に馬岱があるのと出し直し上等という状況だったので董太后可愛い顔して端攻城。
結局4ターン目までにこちら場が馬岱、陶謙。相手方が文欽のみとなる。
先手5ターン目、チャンスだったので袁紹配備でロックにかかり、連弩では抜け出せずそのまま勝利。
●まとめ
前回こんな記事を書いていただけに、奇才を取れてホッとしました。
デッキの安定感がとにかく頼もしかったです。なんというか、バランスデッキを使っているときの安心感というものを久しぶりに味わった気がします。
それはきっと武安国+憂国の一撃の強さの理由とも繋がっていて、通常レギュと比べて「焼き」と「号令」の性能が抑えめで、「戦闘」の占めるウェイトが大きかったからでしょう。
あとは相性の悪いANV許チョ型のガチムチな魏とかと当たらなかったのも幸運だったでしょう。あのタイプに騎術訓練ガン積みされてたらちょっと勝てませんからね。
なんにせよ、奇才レギュ堪能いたしました。もう1枚取れるなら取りに行きたいくらい楽しかったです!
それでは (゚д゚)ノシ