ミツキの大戦TCGブログ

てんかむそーが大戦TCGについてほざいてます。Twitter:https://twitter.com/mituki_shun

【三国志大戦TCG】淑女理論とその後

 どうも。今週末大阪行けないのに環境が面白くてヤル気は高メックスのミツキです。

 さて、基本的にデッキは晒しっぱなしの私ですが、たまには反省会めいたものをするのもいいかなって。

 反省するのは前回のこのデッキ。ブログに上げてから結構使っていろいろ思うところがありました。

 今回、途中から変な感じに理論的です。人によっては超理論かもしれないので――

100万パワー+100万パワーで200万パワー!! いつもの2倍のジャンプが加わり、200万×2の400万パワー!! そして、いつもの3倍の回転を加えれば、400万×3の バッファローマン!お前をうわまわる1200万パワーだーっ!!

 ↑こういう理論に吐き気を伴う不快感を抱く人はご自身の精神衛生的に、「趣味は論破です」って感じのド厨房は僕の精神衛生的にブラウザバックを推奨します。

 あと、無駄に長いです(´Д`)


 さてまずは無難に良かった点から上げていきましょう。

破壊力はなかなか
 もうそのまんまですね。槍兵ども並べて関羽出して張飛で殴れば、そりゃなかなか対処はできません。

ドロー力もなかなか
 諸葛鈴、糜夫人、淑女の集い――いわゆる(なにが「いわゆる」だ)淑女システムはさすがにそこそこ安定感もあり手札枚数も維持できる。

糜夫人が思ってたより少し優秀
 こいつ相手の計略も戻せんだね!
 相手の糜夫人にこっちの捨札の淑女いきなり戻されそうになって
「ちょっとやだ触らないでよ(; ・`д・´)」
 的な反応したのも今は昔。

鮑三娘が思ってたより結構優秀
 関羽+号令との相性とか抜きに、こいつデラ強い。
 3コス武力2000舞闘持ちの武闘派のくせに、配備時効果も持ってるので武皇帝にバウンスレイプされても「く、悔しくなんかないんだからね!勘違いしないでよね!」って強がれます。
 こいつ使ってるとPR王桃4枚揃っても3コストの王悦をとても使う気になれません。まああの王桃は人馬一体した関索を連撃させるためのカードですから別にいいんですが。


じゃあ次に悪かった点。というか、気になった点。
というか今回の日記の本題。


1コスト8枚体勢の2種類。諸葛鈴と淑女の集い。
 この両方が「主力武将を引けるカードではない」点。
 諸葛鈴の指定は2だし、淑女で引ける最高コストは4。
 そして諸葛鈴は引けなかった武将を捨札へ。淑女はデッキボトムに送ります。

 …………………………………

 …………………なんか自分でデッキ内の強いカードを遠ざけている気がする。

 もちろん雷神の庇護も重要カードですし、いざというとき
「これを引けたら勝てる!」
 というカードを手札に呼び込めるかもしれない諸葛鈴のカードパワーは疑いません(でも使うときに「俺は諸葛鈴を信じる!」って言えるほど好きなカードでもないけど)

 なにがいいたいのか自分でもよくまとまってない気がしますが、無理矢理纏めてしまうとこんな感じ。

 諸葛鈴系統の「デッキは回るけど主力カード遠ざける可能性のあるカード」を2種類ガン積みすると(少なくとも)精神衛生上健康的ではない!

 これがまあ、貫通ハーレムをそこそこ使ったうえで抱いた最大のもやもやポイント。

 


 このままではまずいのでデッキを改良しようと思います。というか陳到張飛と諸葛鈴抜いて別の形にします。

 ただ、戦績自体はそう悪くないし今のままでもデッキに相応のパワーは感じています。なによりこのデッキの守護女神である鬼子母神陳到は環境にかなり刺さる気がするので抜きたくない。

 「じゃあデッキを崩す必要あるの?」と思われるかもしれませんが、あります。諸葛鈴淑女システムに疑問を感じてしまった以上、これからは使うたびに引っかかりを覚えると思います。

 デッキというのは首を傾げながら使うものではありません。首を傾げるポイントがあったならなくなるまで修正すべき。

 もっとも、そういう修正が大きな大会に間に合わないことも多々ありますけどね。前の東京の宴デッキも、低コストは文句なかったのですが、正直なところ顔良・郭図以外の5コスト(主に太史慈袁紹)の性能に疑問を感じ続けていました。


 さて淑女理論とその周辺に話を戻します。
 改良点で目指すべきは前の良さをなるべく損なわないまま、気になっていた点を解消すること。

 ここで一度諸葛鈴の悪い点を指摘していきましょう。

1.必ずしも当たるとは限らない。
2.「本来ドローを続けていれば手札に来るはず」の後半に強いカードが捨札に行くかもしれないジレンマ。
3.捨札に一気に三枚ものカードが送られる(威圧系デッキに対し良い餌)。

 こんなとこでしょうか。
 これは鈴ちゃんの名誉のためにも断っておきますが、諸葛鈴には上記のデメリットを考慮しても採用するだけの諸葛パワーがあります(ただもしかしてだけど、鈴ちゃんは今軍備増強隊という最大の相棒を失って諸葛パワーが落ちているかもしれません)。
 
 ただその上で、デッキ次第では諸葛鈴のデメリットをなくし、さらに淑女の集いのデメリット(主力男性武将のボトム行き)まで解消しうるスーパーカードがあるとすれば、もう星読みガールにこだわる理由はありませんね。
 1コストの女性武将で、
 条件次第では出しても手札損しない。
 さらにシャッフル機能を持つ。
 諸葛鈴、敬愛皇后と並んで、蜀の1コスト武力500手札損しない三傑のうちの一人!(人によってはこれに趙氏を加えて手札損しない四天王とすることも)

 それが誰なのか、もうおわかりですね。

 そう――


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 甘皇后です。

 というわけで以下に改良案デッキレシピ!

貫通ハーレム~全てはこの時のために!~

1コスト
甘皇后4
関銀屏(貫通)2

 


2コスト
糜夫人4
黄月英(貫通)2
胡琴定2
王桃
穆皇后

3コスト
鮑三娘4

 

 

4コスト
孫尚香4
張姫2

 

 

5コスト
ST劉備4

 

 

6コスト
関羽4




兵隊

孫尚香親衛隊4
大車輪兵4

 

 

計略

勇猛剣舞4
淑女の集い4

 

 

 え? 前回の日記「今の時代は劉備より張飛!」みたいなこと言っといて、結局劉備に戻るの? 舌の根も乾かぬうちに劉備なの? 恥知らないの? 

 と思われますか?

 言い訳をさせてください。
 僕の好きな映画の好きな言葉に、こういうのがあります。

"生命は宇宙の塵から生まれたという。僕は故郷に帰るのかもしれない"

 主人公がロケットで宇宙に向かうときのモノローグです。
 つまりこういうこと。

"蜀は劉備の活躍から生まれたという。僕は原点に帰るのかもしれない"

 蜀を使うなら劉備に立ち返るのは別に悪いことじゃないよって意味ですね。決して苦し紛れではない。

 少し回してみた感想としては、小喬大喬が燃え盛る船にノリノリで乗り込んで乗り回す孫呉クソお強い計略を見ないならこっちのが強そうです。

 というのも孫尚香グウ優秀。彼女こそ淑女システムの精神が形になったカードなのかもしれない。
 なぜかというと、4ターン目配備して能力で余った1コストで淑女の集いや甘皇后が使える。1コスト8枚体勢にしっくりくる。
 親衛隊による武力上昇も相変わらず優秀で、これに劉備の号令や鮑三娘の能力まで加わった時には、本当に冒頭のウォーズマン理論な気分になれます。


 ……早くプロキシ使ってないで4枚揃えないと(゚∀゚)
 劉備を使わず張飛陳到に走っていたことと11弾孫尚香が4枚なかったことは絶対に無関係です絶対。

【三国志大戦TCG】ハーレム貫通 ~髭に寄り添う淑女の集い~


 ウザい話とどうでもいい話、どっちを先に聞きたいですか?

 はい。まずはウザい話からお送りしたいと思います。


●先制の自慢話

 最近恐ろしいことに気づいたんですが

 天下無双取得以後、宴で会場No.1に出たときに驃騎以上の上位賞号を取る確率が2分の1を超えてるっぽいです。

 覚えてる限り
 去年仙台:驃騎将軍
 去年名古屋:魏王
 去年東京:狼顧
 今年仙台:奇才
 今年東京:車騎将軍

 あとどの宴にも出てないと思うんですが、一つくらい空振りしてても6分の3。

 やべえ(´゚д゚`)

 そろそろ死にそうなくらいの快進撃ですね。

 ただ逆に会場No.1に出たときは「さっさと負けるor上位称号」なんで『豪』シリーズの称号に縁がない(號奪戦できねえ!)

 水無月さんの逆みたいな感じですね。
 

●どうでもいいほう

 達人の集い&大阪の宴あっかーん\(^o^)/イケナイ
 

●本題

 直近の宴に出れないのでそこそこ面白そうなのができたらホイホイ公開していくスタイル。

 

 ハーレム貫通デッキ

1コスト
 諸葛鈴4
 敬愛皇后
 関銀屏(貫通)
 甘皇后(転生)


2コスト

 糜夫人4
 呂凱2
 黄月英2
 王桃2
 胡金定2
 夏侯月姫
 ボク皇后
 糜芳


3コスト

 鮑三娘4

 

4コスト

 陳到4
 張姫2
 孫尚香(11弾)
 馬姫(10弾)


5コスト

 張飛(PR)4

 

6コスト

 関羽4

 

計略

 淑女の集い4
 雷神の庇護4

 

 コンセプトは見りゃーわかるね。
 女性要素で手札を維持して髭野郎ども*1でドドーン。ありがとうございますたくましいヒゲ様。
 張飛をST劉備にして、女性国力を兵隊に変えれば現状わりとスタンダードな貫通デッキに。
 なぜそうしないのかというと、わかりやすい理由としては、劉備の素武力が3000だから。

 女を燃え盛る船に乗せて敵陣へ特攻させる孫呉の凶悪な計略*2へのケアですね。

 あと、単純に淑女の集いが優秀。最近のマイブームである1ターン目に使えるカードを8枚以上積むという構築論にも適う。
 
 6ターン目に関羽配備からの雷神の庇護構えての張飛攻城の破壊力とか、理不尽なまでに暴力的。髭に包まれて眠れ(決め台詞)。

 素武力2000の鮑さんも、麴義とかいう結構簡単に1500点飛ばしてくる外道が環境にいるので適してますね。つうか普通に強い。

 え、武皇帝の戯れ? 知るか! こっちも淑女にゃんにゃんで手札潤沢なんだから頑張れ! 配備時封印して陳到も配備してればそう簡単に曹仁覚醒で壊滅とかされないからたぶん!

 なにはともあれ、メイン大型武将が配備時封印に引っかからない点もお気に入りです。

 このハーレムパーツは魏ほどではないけど応用力ありそうなので貫通以外に他の形も試してみたいですね。

 それでは(゚д゚)ノシ

*1:張飛関羽

*2:もしかして:火計船の突撃

【三国志大戦TCG】東京の宴2015~俺自身が5コスト漢となることだ~

 さあ答え合わせだ!

 前回の日記から続くこの言葉。
 ……本当ならもっと大きなフォントで言う予定だったんですけどね。
 睦月とかいうミツキのパチモンみてえな名前のヤツに負けてしまったのでこの有り様。
 公式のページ更新の人、一文字ずつ優勝者と準優勝者の名前間違えてくれないかなぁ。証拠の魏王マットなら掲示できるんだ(´・ω・`)


 冗談はさておき、東京の宴お疲れ様でした!
 睦月くん優勝おめでとう愛してる死ね!
 僕は準優勝ということで車騎将軍の称号をいただきました。
 
 とりあえーずそのときの使用デッキがこちら!


 5コスト漢with奇数弓

1コスト


太后

姜4

 

3コスト

沮授4
麴義4

伏皇后2
馬岱

 

5コスト

顔良
郭図4

5弾袁紹
太史慈
SP劉焉2
武安国2
13弾文醜
10弾張郃
呂布
馬騰
孫堅
田豊
曹操
関羽
朱儁
張奐
皇甫嵩

計略
虎髭の豪気2


 13弾が発売してから、ほとんど5コスト漢の調整ばかりしてました。

 寝ても覚めても5コスト漢の可能性を模索する毎日。公認出て「それで宴行くんですか?」と聞かれるたびに「それはどうかな?」「いうて僕魏王だから」「いやこんなの弱いよリカクシ型群こそ最強」と三味線する毎日。

 ここまで最初から一つの勢力を使い続けたのは全勢力を使い出してから初めてでした。宴当日にまでなると「僕が5コスト漢のことをこれだけ愛してるんだから、5コスト漢の方も僕を愛するべきだよね」という痛い言葉さえ対戦しながら頭のなかを巡る始末。

 そんな僕でも思いついてなかった5コスト漢のパティーンを準々決勝で相手(宗茂さん)が使ってくるんだから、5コスト漢の可能性は無限だね。

 あー。ほんとならここで

「だからこのミツキに5コスト漢のようなデッキを渡してはいけないと言っただろう?」

とかデカイフォントで言いたかったんですけどね。

 如月の姉妹艦みたいな名前のヤツに負けちまうからな~~ちくしょう!

 というわけでこれからしばらくは睦月を轟沈させることをモチベーションに宴に出たいと思います。

 デッキの回し方についてはそう難しいデッキでもないので書きませんが、気になることがあったら聞いてください。
 それでは(゚д゚)ノシ

 

 


※注:筆者は睦月くんのことが大好きです。

【三国志大戦TCG】宴前日痛日記

それはとある覇業直前のとある夜

小生「うええ~デッキが決まらないよエルえも~ん」

LCさん「ワイもやで(にっこり)」

 とりあえず対戦

小生「ぶひえぇええええええええ僕の5ターン目に董卓配備から王異と転生劉備が攻撃して劉備連撃して漢の武将だけ起こす理論上最強のデッキが全滅ぅぅぅぅなんだそのデッキはぁあぁぁぁぁぁぁ!!??」

LCさん「クラスのみんなには内緒だよ?」

 かの全色デッキを初めて見た瞬間である。


閑話休題


 さて、とうとう今週末は東京の宴ですね。
 13弾に入って初めての、それも地元での宴ということでヤル気マキシマムな今日この頃、皆さんどのようなデッキと夜を共にされているでしょうか。

 いやぁ、それにしても13弾は面白い。
 正直最初の頃は田豊大丈夫か?」とか、曹仁と奸雄一緒に出すとかおいおいおい」とか、呂布祝融やり過ぎだろへいへいへい」とか思ってました。

 正直今でも「奸雄兵法孫家進撃行の反撃計略なに考えてんだ?」とか常々思います。通常使用の効果が弱いならまだしも、どちらもめっちゃ強いのに反撃計略まで最強とか、ええかげんにせんかーいと思います。

 それでも今の環境は面白い。

 上記のカードはやっぱりメチャクチャ強いけど、デッキ単位で飛び抜けているかといえばそうではないし、その勢力はその武将を使わなきゃ勝てないかというと、別にそうでもない。少なくとも12弾環境よりはるかに工夫の余地が残されていると感じる。
 まあ今回は某勢力が僕好みで面白すぎるせいで他の勢力はさほど試してませんし、飛び抜けたデッキを何処かの誰かが隠し持ってて、それが東京の宴で明らかになることは十分考えられるんですけど、それもまた宴の楽しみでしょう。

 みんながそれぞれ考えた答案を持ち寄るのが宴なんですよ。
 で、今回は初奥義環境ということもあって回答のパターンが豊富で予想がつけにくいし、特に他地方の人たちがどんな回答を持ってくるのか非常に気になっています。
 だから答え合わせの瞬間が楽しみでならない。
 正解者は後日、公式のホームページに答案と一緒に貼り出されます。
 いやぁ楽しみだ。

 今回はそれだけ。
 いまデッキレシピ公開する人がいたら、直近の宴に参加しないか、ブービートラップのどっちかですからね!

 宴で会える人は宴のときに会いましょう。
 それでは (゚д゚)ノシ

【三国志大戦TCG】陶謙乱舞


 仙台の宴お疲れ様でした。やぎさん暴君おめでとうございます!
 「蒼天極衆のリーダーが暴君になった!」なんて書くとやぎさんのお人柄が変わってしまったみたいですが、とにかくおめでとうございます!

 一方僕は仙台での会場ナンバーワンにはもう色々考えすぎて思考停止の境地に陥り董貴人でぶん回す方向に。そんな状態で勝てるわけもなく2回戦で呂布対決!(マット)」と言いながら呂布を使わない某飛将にぎっみぎみにされて死亡。こっちはちゃんと呂布(漢)使ってたのに!

 そんな会場ナンバーワン落ち武者の流れから参加した【天下の奇才】で【奇才】獲得に至ったのが以下のデッキです。

 弓漢兵隊

1コスト
太后 4
献帝



2コスト
王子法 4

 

 

3コスト
荀攸 4
逢紀 2
馬岱 2
ANV郭図

 

4コスト
陶謙 4
楽就
黄忠
貂蝉
孫ショウ
劉虞

 

5コスト

武安国 4
劉焉 4

袁紹 2
朱儁

 

兵隊
董卓連合軍 4
黄巾鎮圧隊 4

 

計略
憂国の一撃 4

 

●精鋭弓兵の集い

 強いデッキの条件の一つに、「全コスト帯の主要武将が全て優秀」というものがあると思いますが、奇才レギュの弓漢は荀攸の制限がないためその条件をゆうゆうクリアー! プリンスオブ王子法は微妙に見えるかもしれないけど、4コストの主要武将が走射を持ってた場合はその限りではないのぜ!


●正義とは、強い勝利時能力を持った武将が武力4000で殴りかかることだ!

 「え? 弓漢にそんな武将いる?」と思われますか。
 普段なら「絶対にノゥ!!!」と答えるところですが
 ――このデッキに限っては、います。

 条件付きとなりますが、場に劉焉がいて、董卓連合軍ないし黄巾鎮圧隊が国力捨札にそれぞれ一枚以上ある状況での武安国がそれに該当します。

 武安国の能力は普段なら「裏国力1枚を表向きにし待機状態にする」程度の、ぶっちゃけ1ドローにも匹敵しない微妙な効果ですが、上述の兵隊がある場合はそれに「コスト2以下の武将1体を撤退させる」または「相手の次のドローを最低に。次の自分のドローを最高に(ざっくばらんですが)」という効果が加わります。

 しかも戦闘計略は大正義武力2000上昇の憂国の一撃

 劉焉がいればさらに武力を500上げ、弓国力を二枚まで待機状態に! 6ターン目に劉焉配備後、憂国の一撃を打った上に太后まで配備できちゃいます!

 そんな最終正義顕現状態の武安国はまさに弓漢の武の象徴! 


陶謙の武がまさに勇躍するところぞ!

 そして弓漢もう一方の武が攻撃時に武力が上がり国力操作もできるまさに4コスト版武安国と言えるこの陶謙。戦闘を介さずに兵隊効果を発動できる上に、劉焉がいれば3500で殴れるのはこの環境だと強い。無双連撃で武力4000だぜ! 国力2枚表にしちゃうぜ! 陶謙乱舞だぜ!


●勝利パターン

 わかりやすい勝ち方は袁紹ロック。

条件:自陣に劉焉、武安国、他に武将一体(武将A)。自国力に反董卓連合軍がある。

1.袁紹によって武将Aをカットし無双連撃&敵一体疲弊。

2.武安国が劉焉効果を使いながらその疲弊武将を攻撃→勝利によって反董卓連合軍効果起動。相手の次のドローを最弱にし、こちらは董太后など配備時に手札損しない武将をトップに。

3.相手が疲弊させた武将を庇ったのなら袁紹で追撃。

4.条件が崩されていないなら董太后を配備し董太后を犠牲に袁紹能力起動→以後繰り返し。

 ただし袁紹が2枚であることからわかるように、そこまでこのロックに頼っていません。いやまあ、自前で連撃するから手札にダブりいらないし、荀攸や反董卓連合軍で結構手札に来させられるというのもありますが。
 基本は荀攸によるハンドアドを、劉焉の効果によってボードアドへと変え、武安国と憂国の一撃の戦闘力を押し付けていくデッキです。
 各コスト帯の武将パワー、走射という特技と強力な兵隊効果による立ち回りの柔軟さで実に安定感のある戦い方ができます。
 しかし、劉焉の能力はこのデッキだとかなり癖があるので注意が必要です。
 というのもこの武将、起こせる国力は弓国力だけです。なので国力には兵隊以外に弓武将を配置する必要があります。

 13弾ではこの奇才デッキに追加カードはほとんどなく、せいぜい逢紀を入れ替えるかどうかくらいなのでまだこのデッキが現役で行けるかは怪しいですが、もし使うならその点気をつけましょう。

 あと陶謙武安国の効果処理。これは僕自身失念してご迷惑をかけてしまったことがあります。


●戦績

 仙台奇才レギュでの対戦結果です。

1回戦 木牛ウィニー
 
 正直、相手にしてみればおそらく絶望的な相性。
 黄巾やウィニーなどのいわゆる「地雷」とされるデッキを自然体で潰せるのもこのデッキの強み。
 5ターン目あたりで相手が配備した孫乾諸葛鈴を返しのターンで黄巾鎮圧隊劉焉の走射で倒したときは……うん。

2回戦 威圧ハンドレス

 中盤で袁紹から董卓を三回くらい倒すも憂国の一撃を引かないせいで龐徳の強進で結構好き勝手され互いに消耗。
 そんな消耗戦に強いのがハンドレス。後半でようやく優勢気味になったかと思ったら相手が田豫を引いて董卓復活し、一気に劣勢に。
 正直時間制限がこのゲームになければ負けてました。
 ただあえて言うなら、勝敗を分けたのは中盤あたりから時間切れを意識してプレイ出来ていたことでしょう。
 もちろん遅延プレイを意図してやったということではなく、城壁をいつもより積極的に取りに行ったという意味。
 とはいえ負け確状態での時間切れ勝ちなんて勝ち方としては下の下の下なんで、もっとプレイング早くしないといけませんね。
 
 あと、12弾劉表強いね。
 あれ殺してもコスト払えば復活できるし、長槍もってるしで袁紹ロックが不完全にされてしまった。

3回戦 ため呉

 先手で太后王子法荀攸で手札に馬岱もありとわりと好き放題やってしまいました。

4回戦 連弩

 太后以外に4ターン目まで武将出せなかったけど、相手も孫晧だけとお互い様。
 しかし手札に馬岱があるのと出し直し上等という状況だったので太后可愛い顔して端攻城。
 結局4ターン目までにこちら場が馬岱陶謙。相手方が文欽のみとなる。
 先手5ターン目、チャンスだったので袁紹配備でロックにかかり、連弩では抜け出せずそのまま勝利。


●まとめ

 前回こんな記事を書いていただけに、奇才を取れてホッとしました。
 デッキの安定感がとにかく頼もしかったです。なんというか、バランスデッキを使っているときの安心感というものを久しぶりに味わった気がします。
 それはきっと武安国+憂国の一撃の強さの理由とも繋がっていて、通常レギュと比べて「焼き」と「号令」の性能が抑えめで、「戦闘」の占めるウェイトが大きかったからでしょう。

 あとは相性の悪いANV許チョ型のガチムチな魏とかと当たらなかったのも幸運だったでしょう。あのタイプに騎術訓練ガン積みされてたらちょっと勝てませんからね。
 
 なんにせよ、奇才レギュ堪能いたしました。もう1枚取れるなら取りに行きたいくらい楽しかったです!

 

それでは (゚д゚)ノシ

天下の奇才の所感

 さてさて、名古屋の宴が終わって間もないですが、再来週には早くも仙台の宴ですね。
 僕を含め、仙台の宴に出る多くのプレイヤーが会場No.1と特殊レギュレーションの天下の奇才(以下「奇才」)、どちらに注力すべきか悩ましく思っていることでしょう。

 そんなわけで、仙台の宴に向けて新しい特殊レギュレーションである奇才レギュをこれまでちょっと試した上での所感を。結構当たり前(かもしれない)ことを書いていくので、「んなこと知ってるよ! 死ね!」と思われる方もいるかもしれませんが、基本編ということで一つ……。

大量破壊兵器の禁止

 各勢力デッキパワーが落ちて――

 「曹仁突破できねえ! どうやって戦えばいいんだ!」
 「人材の登用他の国にも出せ!」
 「夏侯惇ぶっ壊れ! 制限はよ!」
 「潘璋ツエー! 最強軍師!」
 「先手馬玩連撃クソゲーすぎじゃね!?」

 ――こんな風な言葉が飛び交っていたような、今からすると紀元前くらい昔に戻ったような感じがします。
 某ストラテジーゲームで例えるなら各国がミサイルだの戦闘ヘリだの戦車だの開発して睨み合っていたところを、文明レベル一気に戻されて斧兵や槍兵やチャリオットで戦っていた時代に回帰した感じ。

 ドロー兵隊のようなブン回り補助も禁止されているので、各色決め手にかけ、膠着状態になりやすい感を受けます。


◯前時代英雄たちの復権

 そんなわけで、奇才レギュは昔強かったカードは基本的に強いです。

 古代で言えば1弾曹操徐晃潘璋烈火周瑜

 中世で言えば賈詡劉表PR張角7弾姜維5弾曹操弓漢パーツ

 近代で言えばANV許褚威圧董卓PR田豫11弾孫策

 などなど、レア以下でありながら、当時どこかのデッキで主力として使われていたカードはたいてい強いです。ST曹操デッキに一枚だけ入れられてる2弾張遼みたいに、現代では「老いぼれが! 貴様のカードパワーがデッキで一番なまっちょろいぞッ!」とか謂れもない非難にさらされてしまうようなカードも、奇才レギュでは補正全開だった全盛期ほどではありませんが輝きを取り戻します。
 5T:1弾曹操 6T:2弾張遼 7T:10弾于禁配備から神速の大号令みたいな、今だからこその新しい使い方もありますね。


◯でもやっぱり城を攻めるとか下策っすわ*1

 ウィニーみたいに序盤から落城タイムアタックを狙っていくようなデッキでもない限り、相手の武将を直接狙う手段などは入れたほうがいいです。

 というのも、通常レギュと違い強カードの性能で一気に勝ち確まで持っていくということがしにくいので、バランスデッキ同士の対戦では、「先にガンガン城を削って有利に進めていたはずなのに、気が付くと反撃計略のアドでまくられてしまっていた」ということが往々にしてあります。

 そういう事態を避けるためには、疲弊させるか焼くなどして敵将を直接狙う。
 または威圧董卓のような放置されればされるほど有利になるカードで相手からの仕掛けを強要するのが効果的です。その際は脇に強い勝利時効果持ちを置いておくとなお良しです。

 極端なことを言えば、このゲームは相手の城壁を極力割らずに勝負を決めてしまうほうがいいのです。

 ……しかし書いてることがつくづく6弾くらいの内容だ。


◯あなた……覚悟してる人ですよね?

 どちらかがウィニーでも使っていない限り、とにかく戦いが長引きやすいのが奇才レギュ。なにせSR以上のレアリティは禁止なので、通常レギュではよく見られたような――

 

12弾徐晃がいる状況で12弾曹操配備

7弾張郃連撃

「俺はまだやってもいいけど、おにいさんまだ続ける?ヽ(´ー`)ノ」

 

とか、

 

2T董貴人舞い

3T袁紹霊帝配備、陳琳も檄文ダンス

「いい勝負でした(キリッ」

みたいなことが互いにできません。

 クソゲーする力ゲームを一気に決める力を持ったカードが少ないので、勝負は長引きがちです。
 奇才に、例えば微アドを積み重ねていくバランス型のデッキなどで出る人は特に、ギリギリの長期戦を連続で勝たねばいけないということを覚悟しましょう。


◯奇才のススメ ~これ強いんじゃね?~

 そもそもR以下のカードにどんな強いカードがあるかピンと来ておらず、デッキ作成に手をつけずらい人もおられることでしょう。
 そんな方は以下に各勢力別に僕が「これ強いんじゃね?」と思う武将カードを三つずつ挙げますのでひとつの参考にしていただければと思います。
 深く検証したわけではなく、思いつき、イメージの要素が大きいのでその点はご容赦くだせえ。これはフラッシュアイデアなんだ。

【魏】

ANV許チョ
 国力こそ縛られるが4コストで武力4500まで行ける能力は破格。このレギュレーションで単純な戦闘なら魏が一番強いのではと思える要素。

5弾曹操
 大正義武力3500攻城2勝利時効果持ち。こういう武将が場にいるかいないかで並べ合いの有利がはっきり傾く。

10弾司馬炎
 高武力配備時1アドヽ(´ー`)ノバンザーイ。
 単純戦闘で魏が一番強いと思える要素其のニ。武力4000マン。

 

【蜀】

7弾姜維
 置き蜀パーツはほとんど健在。アド要因としてだけでなく奇襲に乏しいこの環境で奇襲を与えられる能力は貴重。

4弾関索
 女性武将も低コストの要はしっかり健在。4コストにも10弾馬姫という優秀パーツがいるのでこの武将の武力上昇には期待できる。あとは他のアタッカーをどうするか。

10弾張苞関興
 誰か使ってやれよ。折角なんだから。

 

【呉】

3弾周瑜(絶賛2枚制限)
 制限されてるんだからそりゃ強いよ!

11弾孫策
 11弾発売時から、多くのプレイヤーが疑問に思っていたことがある。

周瑜孫策レアリティ逆じゃね?」

 まさかその理由が後に行われる奇才レギュレーションにあったとは、誰が予想しえたであろうか。
 本来SRのところをRに天下りしてるだけあって最強武将の一角です。烈火周瑜と併せて使いましょう。

12弾甘寧
 通常レギュでも唯一の素武力3500伏兵。
 とりあえず複数積んでいいレベル。

 

【群】

9弾董卓

 デッキを作るならこいつを倒せるカードを用意しよう。

PR張角
 こいつを倒せるカードを用意しよう其のニ。
 黄巾デッキと威圧デッキはメタの一角。
 特に魏。許チョ司馬炎ならべて武力4500と武力4000だーアッヒャッヒャ!ヽ(゚∀゚)ノオレサイッキョー
 みたいな感じに調子乗って対策怠るとボッコボコにされるので注意しましょう(体験談)。

9弾華雄
 Q:正義とはなんですか?

 A:武力3500攻城2の武将が強い勝利時能力を持ってることです。

 

【漢】

12弾劉焉
 本人のスペックは地味だが能力の性能はなかなかぶっ飛んでる。弓漢使うなら4枚積もう。

11弾曹操
 最強の相棒は不在だがこのレギュでは置き蜀、威圧、黄巾など捨札を多用するデッキがメタの一角と思われるので妨害能力が異様に光り輝く。ただやはり袁紹不在はキッツイので惜しいカードで終わるかもしれない。

5弾荀攸
 通常レギュでは制限カードだけど、このレギュだと4枚使えるよ! お得!
 ……逆に言うとそれだけウィニー以外の漢が弱かったということでもある。


勢力自体の強さ順としては

というのがファーストインプレッション。デッキバリエーションならおそらく群が圧倒。


 こんなとこでしょうか。他にも通常レギュでは埋もれてしまった強カードがたくさんあると思います。そういうカードを見つけるのも奇才レギュの楽しみですね!

 なにかご意見・ご質問等ございましたら気軽にどうぞ。
 それでは (゚д゚)ノシ

*1:ちなみに「城を攻めるとか下策っすわ。やっぱ攻めるなら心よコ・コ・ロ。マインド!」。三国志でこの名言を生み出した当人は大事な一戦で自らそれを実証すべく高みに立って相手を見下ろし心理的有利に立つ山頂布陣という完璧な作戦を展開したそうな。その結果は「街亭の戦い(10-040)」を参照

【三国志大戦TCG】蒼葵(呉覚醒)翠葵(蜀覚醒)紅葵(赤壁)――三葵躍進デッキ!!【名古屋制限】

 はてなブログ初投稿。以前のブログが画像の位置とか文字の効果の手間とか着色のバリエーションとか、かなりままならなかったので試しに。
  名古屋は仕事の都合で行けませんが、仙台には行く予定ですのでぼちぼちデッキは作っています。そんなわけで以下に作ってみた名古屋制限デッキ!

 

1コスト

呉国太 4
潘濬
厳シュン

 

2コスト
諸葛鈴 4
諸葛瑾 2
袁姫 
糜芳(外交)
王桃
趙姫

 

3コスト
厳顔4
諸葛亮(風)2
孫尚香(PR) 2
鄧氏

4コスト
孫権(同盟)
文欽(連弩)

5コスト
文鴦(覚醒)4
趙雲(同盟)2
黄蓋(同盟)


6コスト
周瑜赤壁)4
黄忠(覚醒)4
孫策(覚醒)

兵隊
新連合輸送兵 2
旧連合輸送兵 2

計略
揺るがぬ意思(転生)3

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文鴦覚醒(蒼葵) 1体に1500点1攻城ダメージ

黄忠誘発(翠葵) 1体に1500点

周瑜配備(紅葵) 2体に2500点

により2体に4000点!

諸葛亮と捨札もあればさらに躍進で2体に3000点+2体に5000点!!


赤壁の業火となりて、敵を燃やし尽くさん( ゚д゚ )クワッ!!(赤鬼羅刹風)


…………これがやりたいだけのデッキ(・∀・)

とりあえず

いきなり戦国大戦ネタで申し訳ございません。*1


以下Q&A式解説

Q:諸葛鈴のヒット確率は?

A:鈴だけ場に出てると仮定して29枚なので59%
  呉国太も出ていたなら34枚なので70%
  2コスト武力1000の疲弊で試せるならありじゃない?

Q:なんで厳顔入れてるの? 死ぬの?

建前:3コストの覚醒だからね! 素武力大事! 蜀呉通じて3,4コストの覚醒だとこのお爺ちゃんが一番マシっぽい。一応鈴ちゃんともシナジー。王異にワンチャン!

本音:黄忠入れたらおまけでついてきた。

Q:揺るがぬ意思(転生)ってなに? 舐めプ?

A:2コストの戦闘系略だから……。
   そんなこと言われても俺の意思は揺るがない(転生)

 

こんなとこでしょうか。趙雲複数積みは完全に王異対策です。
ブログの形式についてはいろいろ試行錯誤できそうですが、その分さすがに手間は増えますね(笑)。
以前のブログの更新日みたらだいたい2ヶ月ぶりとか……覇業で決勝トナメ残れなかったショックが結構尾を引いてました(´・ω・`)
13弾のポスターにも「天下無双再臨」とか書いてあることですし、また心機一転、楽しく上を目指していきたいと思います。


なにかご意見・ご質問等ございましたら気軽にどうぞ。
それでは (゚д゚)ノシ

*1:ちなみに自分は動画勢ですので戦国頂上とか見て「うわー。人間無骨超かっけえなー。きっと強いんだろうなー」とか言ってるにわかです。